FB利用者率、沖縄全国2位 インターネット白書調べ


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「沖縄インターネット白書2012―13」

 ホームページ制作のライデリ(那覇市)が発刊した「沖縄インターネット白書2012―13」によると、県内のインターネット人口に占めるフェイスブック利用者の割合が12年10月末で10・3%と、東京に次ぎ全国2位であることが分かった。

昨年10月の世界のウチナーンチュ大会前後が最も増加した時期とみられ、世界中の親戚と帰国後の連絡ツールとして広まったと分析している。
 同白書によると、県のインターネット人口の割合は76・8%で全国17位だが、ネット人口に占めるフェイスブック利用者の割合は1位の東京都の92・9%に次ぎ2位となった。
 一方、那覇市と北谷町の700人から回答を得た調査リポートによると、12年のスマートフォン(多機能携帯電話)の利用者は前年調査に比べ約4倍増となり、フェイスブックやツイッターの利用増につながったと分析した。調査は6月2日から約1カ月間、面接方式で実施した。
 同白書ではそのほか、県内小中高校生のネット利用状況や、県内企業約200社に実施したウェブ活用の実態調査結果なども紹介している。
 6日、県庁で白書発刊会見をしたライデリの福井晋哉常務は「IT産業関係者だけではなく、一般の方にもぜひ読んでほしい」と話した。県内の書店やコンビニなどで販売、定価は735円(税込み)。

英文へ→Number of active users of Facebook in Okinawa ranks second in Japan