【中部】太陽光発電設備の施工・販売などを手掛けるフクデンサービス(沖縄市、徳元純二社長)は、中城村に整備予定の大規模太陽光発電設備を20年の定期借地権付きで分譲販売する。
同社は「土地付きなのでアパート住まいなどで土地を持たない人も太陽光発電事業に参入できる」とPRしている。
商品名は「ティダ・ファーム・ファンド」。太陽光パネルで発電した電力を売って収入を得る仕組み。再生可能エネルギーでつくった電力を、電力会社に全て買い取らせる「固定価格買い取り制度」を活用する。
施設の総面積は約1万9800平方メートル、設備の発電能力は1・9メガワット規模を見込む。
分譲は1区画約496平方メートル(150坪)で価格は2500万円(税抜き)。区画当たりの発電能力は49・82キロワットを見込む。7月に始まった同制度での買い取り価格は1キロワット時当たり42円で、売電収入は区画当たり年間275万円を見込んでいる。
同社営業推進本部の小島大介部長は「沖縄の環境を残す―が当社の理念。利益を出しながら、地球環境にも貢献できる」とPRした。
問い合わせは同社フリーダイヤル(0120)882910。平日午前10時から午後6時。