11月県内失業率5・9% 有効求人倍率0・41倍 前月同水準


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 県統計課が28日発表した11月の県内の完全失業率(原数値)は5・9%で、前年同月比で0・7ポイント改善した。完全失業者数は4万人で4千人減となり、2カ月連続で減少した。就業者数は64万3千人で1万8千人増加した。5カ月連続で63万人以上を維持し、過去最長を更新した。

 沖縄労働局が同日発表した11月の有効求人倍率(季節調整値)は0・41倍で前月と同水準。コールセンターなど情報通信産業の業務拡大などで求人が増えた。
 同局の川口秀人局長は、今後の見通しについて「建設業や配送業でまとまった求人が出る見込みがあり、今後も0・4倍前半で推移する」とした。
【琉球新報電子版】