2012~13年産サトウキビの生産者手取り額が29日までに、決まった。
低調に推移している粗糖の国際相場を反映し、原料品質が基準糖度13・8度の場合、1トン当たりで前年より1・6%(338円)減の2万1164円となった。
手取り額は粗糖の国際相場を基準に、製糖工場が生産者に支払う原料代と国が支給する交付金の合計。原料代は338円減の5164円、交付金は昨年末に前年据え置きの1万6千円で確定している。
原料代の減少については、砂糖の供給過剰により国際相場が前年より下落したことが影響した。
交付金単価は糖度が13・2~14・4度の「基準糖度帯」から0・1度上下するごとに100円増減。原料代も基準糖度13・8度から0・1度上下するごとに増減する。