キクなど30万本全国へ 「太陽の花」が初荷式


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初荷式でキクや切り葉などの集荷に向かうトレーラーを見送る参加者ら=3日、浦添市伊奈武瀬の同組合出荷センター

 「太陽の花」ブランドの県花卉(かき)園芸農業協同組合(宮城重志組合長)は3日、浦添市伊奈武瀬の同組合出荷センターで初荷出発式を開いた。

参加した生産者や輸送業者らは、約30万本のキクや切り葉を集荷するため、中北部の集入荷センターに向かうトレーラー12台を見送った。
 あいさつした宮城組合長は2012年9月以降に相次いで襲来した台風の影響で、12月の出荷本数が前年比28・5%減の2587万7千本となったことを報告。一方で販売高は12億1千万円で9・8%減にとどまり「販売高は組合の販売努力が積み重なり、良い展開ができた」と評価。その上で「2、3月には大量に入荷、出荷していく見通し。明日から早速取り組んでいかないといけない」と決意を述べた。集荷したキクや切り葉は4日の初競りに向け、全国へ出荷された。