宮古島市でホテルを運営する南西楽園リゾート(東京、高橋洋二社長)は4月27日、同市上野に所有する330万平方メートルの敷地内に、新たなホテル「ザ シギラ」を開業する。
太平洋を一望できる岬の近くに立地し、客室は独立したヴィラ全10室で、5種類のタイプから選べる。温水のプライベートプールやジェットバスを備えるなど、現在運営するホテルよりもさらに高級感あふれるサービスを提供。国内外の富裕層の集客を目指す。
南西楽園リゾートは1993年に宮古島で最初のホテル「ホテルブリーズベイマリーナ」を開業し、同じ敷地内に98年「リゾートヴィラ ブリッサ」、2005年に「シギラベイサイドスイート アラマンダ」を開設した。
今回の「ザ シギラ」は同敷地内に建設する四つ目のホテルとなり、開業20周年の集大成と位置付ける。同社の広報は「現在運営するリゾートホテルの中でも最上級のホテルになり、お金と時間を有効に使いたいという声を反映した。よりプライベート感の高い滞在を楽しんでほしい」と話した。
価格はデラックススイートが2人1室1泊31万5千円~、ザ シギラスイートが4人1室1泊84万円。