棋聖戦2日目始まる 封じ手は「13の八」


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立会人らが見守る中、封じ手を打つ井山裕太本因坊(手前左)と碁盤を見つめる張栩棋聖(同右)=18日午前9時すぎ、那覇市泉崎の沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザ

 張栩(ちょうう)棋聖(32)に井山裕太本因坊(23)が挑戦している第37期棋聖戦7番勝負の第1局沖縄対局(読売新聞社、日本棋院、関西棋院主催、琉球新報社共催)は18日午前9時、那覇市の沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザで再開され、2日目に入った。

 井山本因坊は前日と同じく開始9分前に入室し、張棋聖は4分前に対局室に入った。午前9時、両対局者が初日に打たれた53手目までを並べ直し、立会人の時本壱九段が封じ手の入った封筒を開封した。井山本因坊が前日に封じた54手目は「13の八」だった。
 張棋聖の4連覇か、井山本因坊の6冠か。7番勝負の行方を占う第1局はいよいよ今日、勝敗が決する。
【琉球新報電子版】