スカイマーク那覇-宮古線運休 競合で搭乗率伸びず


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 スカイマーク(東京)は25日、那覇―宮古線を4月1日~6月30日まで運休すると発表した。他社との競争激化で搭乗率が伸び悩む中、運休を決めたという。7月以降の運航日程も未定。

 同社は2011年9月から1日5往復で宮古線に参入した。使用機材は177席のボーイング737―800で、最も安い運賃は片道3800円(税込み)。
 就航した月の搭乗率は59・6%を記録したが、それをピークにその後は徐々に減少し、23・3%まで落ち込んだ時期もあった。12年10月から1日3往復に減便したが、搭乗率は4割に達せず、低迷したままだった。
 一方、同路線は現在、全日本空輸(ANA)が1日5往復、日本トランスオーシャン航空(JTA)が5往復、琉球エアーコミューター(RAC)が1往復で運航している。