世界自然遺産暫定リスト 「奄美・琉球」 きょう記載


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 【東京】政府は31日、2003年に世界自然遺産の候補地に選ばれた「奄美・琉球諸島」(鹿児島、沖縄両県)に関し、暫定リストに記載するかを審議する関係省庁連絡会議を外務省で開く。リスト記載は本登録に向けた政府推薦の前段の作業で、審議を経て記載される見通し。同会議は16日開催の予定だったが、出席者の都合などで延期されていた。審議内容に変更はない。

 現在、日本の世界遺産暫定リストで自然遺産での登録はなく、記載されれば日本で最有力の候補地になる。国内5カ所目、県内初となる県民悲願の世界自然遺産本登録に向け前進する。暫定リスト登録は11年6月に本登録された「小笠原諸島」以来、6年ぶり。