年平均失業率15年ぶり6%台に


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 県統計課が1日発表した2012年の完全失業率は6・8%で、前年に比べ0・3ポイント改善した。年平均の失業率が6%台になったのは1997年以来15年ぶり。失業者数は4万6千人で1千人減少した。沖縄労働局が同日発表した2012年の有効求人倍率(季節調整値)は0・40倍で前年比0・11ポイント改善した。

 単月としては12年12月の完全失業率(原数値)は6・6%で前年同月比0・5ポイント改善。有効求人倍率(季節調整値)は0・42倍で前月比0・01ポイント増となった。新規求人数(原数値)は4492人と前年同月比4・7%減少した。
 今後の見通しについて、川口秀人沖縄労働局長は情報通信産業での求人が積み上がっていることを上げ、「有効求人倍率は0・4倍台前半もしくは、それ以上で推移するだろう」と話した。
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