「春節(旧正月)」の大型連休に入り、台湾や香港の観光客が続々と来県している。沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)によると、春節期間(9~17日)は台湾の台南と高雄などから8便のチャーター便が運航され、1464人が来県した。
那覇市のパシフィックホテル沖縄は17日までに、1階のロビーで春聯(れん)(春節の対句)や生け花などを飾り、春節期間に来県する台湾や香港客などを迎える。
同ホテルによると、台湾の復興航空の新規就航により同期間の予約客は昨年より増え、約2千人が利用する予定という。
2012年に台湾の復興航空と韓国のジンエアーの参入などにより、2月現在の定期便は前年同月比週2便増え、42便までに増加している。
OCVBは「今年チャーター便が減って、尖閣諸島の問題で中国客も大幅に減少したため、前年を上回る可能性は低い」と分析した。