【中国時報】カジノで夜明かし マカオ観光客宿泊先調査


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 マカオ政府が先ごろ発表した資料によると、昨年の1月から10月までにマカオを訪れて2日以上滞在した観光客の内、ホテルに宿泊したのは半数にも満たないことが分かった。
 統計によると、同期の入境者数は、1788万人。その内約半数の865万人が2日以上滞在しているが、ホテルに宿泊したのは375万人で、過半数の490万人がホテルには宿泊していなかった。
 一昨年までの統計でも過半数の滞在者がホテルに宿泊しない傾向があり、平均で毎日1万3000人がホテル以外の場所で夜を明かしている。
 マカオ旅遊局では、これらの滞在者はカジノなどの娯楽施設やサウナで夜を過ごしているとみている。内訳としては、台湾人の割合が最も多く、マカオを経由して中国へ向かう途中、カジノで一晩遊んで中国に向かっているものと思われる。