沖縄労働局が1日発表した1月の有効求人倍率(季節調整値)は、0・46倍で前月に比べ0・04ポイント増加した。0・46倍は2006年10月以来で6年3カ月ぶりの高水準。コールセンターなどの派遣サービス業や、情報通信産業での求人増が要因となった。
川口秀人局長は情報関連や医療福祉で大口の求人が期待できるとしたほか「新年度に向かって求人意欲が活発になる」と述べ、0・46倍を上回る勢いで推移するとした。
県統計課が同日発表した1月の完全失業率(原数値)は6・6%で、前年同月比で0・9ポイント改善した。完全失業者数は、4万5千人で前年同月比5千人減、4カ月連続で減少した。【琉球新報電子版】