華やかに舞台彩る ラ・プラージュ発表会


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
「眠れる森の美女」第3幕の終幕場面=3日、うるま市民芸術劇場燈ホール

 バレエ教室「ラ・プラージュ」(喜久村明理代表)の第1回発表会「ラ・ブリーズ・ドゥ・プラージュ~海辺のそよ風~」が3日、うるま市民芸術劇場燈(あかし)ホールで開かれた。

「ドン・キホーテ」「ラ・バヤデール」の抜粋などに子どもたちから一般まで総勢約40人が出演。設立10周年を迎えた同教室の新たな門出を、来場者の温かい拍手が包んだ。
 昨年の全日本バレエコンクールでチャコット・スカラシップ賞に選ばれた外間碧衣は「ドン・キホーテ」のキトリのバリエーションを披露したほか、「眠れる森の美女」第3幕ディベルティスマンのオーロラ役などで安定した演技を繰り広げた。「眠れる~」はプレシャスストーンやフロリナ王女、オオカミや赤ずきんも登場して結婚式の場面をにぎやかに彩った。
 「ラ・バヤデール」抜粋はニキヤ役の織田希胡があでやかに舞った。「ドン・キホーテ」の夢の場はドルシネアを玉城百菜が務め、「コッペリア」は鶴元音希がスワニルダを演じた。