「街を音楽で埋め尽くす」 沖縄国際アジア音楽祭musix


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沖縄国際アジア音楽祭への来場を呼び掛ける出演者、主催者ら=11日、県庁

 沖縄国際アジア音楽祭musix2013が15~17日、沖縄市のミュージックタウン音市場を中心に開催される。

実行委員会の仲村富吉委員長(沖縄市観光協会会長)、運営主幹を担う「まちづくりNPOコザまち社中」の照屋幹夫理事長らが11日、県庁で記者会見し「街を音楽で埋め尽くしたい」と意気込みを語った。
 コザゲート通り特設ステージに東アジアのアーティストが集結する「スーパーミュージックス」と、ライブハウス13店舗と音市場で同時開催する「音CON(おとこん)」が2本柱。出演は紫、パーシャクラブ、サウス、アジアン4フロントら。ストリートライブに82組が出演。1万5千人の来場者を見込んでいる。
 同音楽祭に出演する県出身4人組バンド「シベリアンスカンク」も会見に参加。ジュンタさん(ギター)は「尊敬する県内外のアーティストと共に音楽祭を盛り上げたい」と語った。
 昨年まで県が中心になって運営し、那覇市や北谷町でも開催したが、今年は民間のコザまち社中が運営を主幹。開催地を沖縄市に限り、地域の店舗と協力して関連グッズを開発し、旅行会社と旅行商品造成にも取り組んだ。県外からの観光誘客目標は2千人。問い合わせはmusix実行委員会(電話)098(937)4020。