国立劇場周辺に県立芸能シアター 県の文化拠点検討委


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 2009年に閉鎖された県立郷土劇場に代わる文化拠点の整備を検討する県の「文化発信交流拠点整備事業」検討委員会(委員長・大城學琉大教授)は15日、最終となる第6回会議を県庁で開き、国立劇場おきなわ周辺を整備する「おきなわ文化芸術・結の都」(仮称)構想を最終確認した。

小規模公演や試演会、稽古場などに活用できる「県立芸能シアター」(仮称)などが盛り込まれた。16年度中にも開業する。同構想は国立劇場おきなわ周辺を「結の都」と名付け、交通利便性を高める機能や憩いの場、稽古場、飲食などができる空間などを整備。
 同構想は13年度に基本計画を策定し、早ければ14年度に基本設計、16年度後半にも開業する見通し。