【中国時報】持ち込み液体100cc以下 空港警備を欧米並みに強化


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 民用航空局は先ごろ、国際線の旅客機に限り、3月1日から機内に持ち込める液体を100cc以下のものに制限すると発表した。テロ防止対策の一環で、安全検査も強化するため、出発の3時間前にはチェックインしなければならなくなる。1千万人以上の旅客に影響が出るとみられている。
 規制の対象となる液体は、お茶などの飲み物のほか、化粧水、乳液、整髪料、香水、生理食塩水などで、一リットルのビニール袋にまとめなければならない。ビニール袋は二重に密封できるチャック付きのものに限り、一人一つまで。小児用のミルク、薬品、医療目的で使用する液体なども、事前の申請を通らなければ持ち込むことはできない。
 アメリカ、カナダ、EUなどでは昨年からテロ防止対策としての安全検査の強化を行っている。台湾のほか、香港、韓国、オーストラリアなども3月1日から安全検査を強化する。