【中国時報】阿里山の二代目神木に「光武桧」 歌や踊りで“就任”祝う


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 阿里山国家風景区管理所は1日、阿里山で二代目の神木となる「光武桧」の“就任式典”を行い、嘉義県の陳明文知事が「阿里山香林神木」と命名した。観光客や同地の先住民族ツォウ族が歌や踊りで就任を祝った。
 二代目の「光武桧」は、樹齢2300年で、高さ45メートル、胴回り12・3メートル。森林遊歩道がある地区内にある慈雲寺のすぐそばに立っている。
 一代目の神木は老化して倒れる恐れが出てきたため、1998年に伐採された。阿里山を訪れる人から二代目を望む声が出ていたため、阿里山国家風景区管理所では候補3本を選び、昨年9月から11月まで観光客を対象にアンケート活動を行った。
 アンケートには2万5千人が参加。「光武桧」がその樹齢の高さと風格ある姿で1万3846票を獲得し、他の2候補に圧勝した。