区民の絆 花文字に 南城市つきしろ 新字誕生を記念


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新たな字「つきしろ」の誕生を祝い、作られた「つきしろ」の花文字=9日、南城市字つきしろ

 【南城】2013年4月から、南城市佐敷字佐敷、同市玉城字垣花、同市知念字志喜屋の一部の字界を統合し、「南城市字つきしろ」として再スタートを切った同所で、字界統合を記念して育てた「つきしろ」の花文字が道行く人の目を楽しませている。

 赤、白、紫、ピンクと4種類のペチュニアの苗を3月に区民らで植え、大事に育ててきた。字界統合までは、ごみの回収日が違うなど不便が多かった。
 昨年6月から市と話し合いを進め、住民説明会などを開き、字界統合を進めてきた。同年9月の市議会定例会で、字の新設および区域の変更に関する議案が通過し、正式に決定した。ことし3月には字界統合、字つきしろの誕生祝賀会もあり、多くの区民が喜びを分かち合った。
 「花の街」としても知られる字つきしろには、沿道にはヒマワリなど以前から多くの花が植えられている。
 新城辰夫区長は「花を植えることは、区民みんなでこれからも続けていく。花の街をこれからもアピールしていきたい」と話した。