心一つに「郷土の舞台」 沖縄宮古郷友連合会が芸能まつり


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沖縄宮古郷友連合会の第26回芸能まつりで在沖狩俣郷友会が披露した「狩俣のイサミガ」=14日、那覇市民会館大ホール

 沖縄宮古郷友連合会(古波蔵和夫会長)主催による第26回芸能まつり(琉球新報社共催)が14日、那覇市民会館大ホールで開かれた。同連合会傘下にある11学区の郷友会や、このほど立ち上げた女性文化部、沖縄宮古民謡協会会員らがこぞって出演。悪天候にもかかわらず会場を埋め尽くした約1400人の観客は、郷土の舞台に拍手喝采を送った。

 幕開けは「とうがにあやぐ」を斉唱。民謡協会を中心に100人近くが厳かに舞った。続いて古波蔵会長は「各郷友会の協力で26回目を迎え、感謝している」とあいさつ。連合会の今後の発展を誓った。
 在沖狩俣郷友会による舞踊「狩俣のイサミガ」は、狩俣の士族の家に嫁いだ若い嫁が、しゅうとめに焼きもちを焼かれたり、義理の姉にいじわるされる様子が歌われる。テンポのいい曲調に合わせ、男女が楽しく踊った。