琉球新報社 
４・２８政府式典に抗議する「屈辱の日」沖縄大会の実行委員会は２８日の大会当日に向け、着々と準備を進めている。事務局には公共交通機関について問い合わせが相次いでおり、対応に追われている。
沖縄市、西原町、中城村、北中城村、読谷村、大宜味村は会場行きの無料バスを運行する。２６日は県議会の野党議員らが街頭に立ち、多くの県民に参加を訴えるなど、本番に向け機運が高まっている。
当日は他施設でも催しがあり駐車場は満車が予想されるため、事務局は公共交通機関の利用を呼び掛けている。
無料バス運行は２６日時点で６自治体が決定。沖縄市は午前１０時に市役所前を出発する。利用には申し込みが必要。問い合わせは市連絡会（電話）０９０（２８５０）４４０９。
西原町は午前９時までに町民陸上競技場駐車場に集まるよう呼び掛けている。中城村は午前１０時に村役場を出発。北中城村は村役場に９時半集合、１０時に出発する。読谷村は午前９時半に村役場を出発。大宜味村は午前８時に村役場を出発し、役場より南の住民は各バス停で乗降できる。
実行委は、会場内外で大会のシンボルカラーである緑色のリボンや衣服などを県民に身に着けてもらい、思いを共有するよう呼び掛けている。
２８日は晴れの予報だが、雨天でも決行する。
大会は２８日午前１１時、宜野湾海浜公園屋外劇場で始まる。政府式典と同じ時間帯で約１時間の予定。開場は１０時。大会のオープニングでは共同代表ら登壇者が入場し、テーマ曲「沖縄を返せ」を合唱する。１１時に開会宣言する。宮古島市でも同時刻に大会を開く。
実行委の連絡先は（電話）０８０（４６９４）３０３０。大会の情報は、実行委のブログでも確認できる。ＵＲＬはhttp://okinawarally428.ti-da.net
