楽しい高校生活を イージマ郷友会、親元離れた新入生激励


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イージマ郷友会の会員に向かい決意を述べる伊江中卒の高校新入生=19日、名護市のレストラン海洋

 【伊江】3月に伊江中学校を卒業し、本島北部の高校に進学した1年生を激励しようと、イージマ郷友会(山城利正会長)は19日、名護市内の飲食店で激励会を催した。激励会は20年以上続いている。同中から北部の高校に進学した1年生は22人。2、3年生を含め59人となった。

 郷友会会員をはじめ、渡久地政雄村議会副議長や各区長らが駆け付け、総勢80人が集まり共に夕食を楽しんだ。山城会長は「親元を離れた高校生活は不安もあるが、途中で逃げ出さず、みんなで励まし合って楽しい高校生活を送ってほしい。多くの会員が皆さんを応援している」と激励した。
 新入生を代表して宜野座高校の坂上那知君は「入学してすぐにホームシックになったが、このような激励会を催していただき感謝の気持ちでいっぱい」と話し、会場から温かい拍手が送られた。(金城幸人通信員)