完全失業率5・8% 県内有効求人倍率0・47倍 労働局発表


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 県統計課が30日発表した3月の完全失業率(原数値)は5・8%で、前月比0・2ポイント悪化した。前年同月比では1・0ポイントの改善。完全失業者数は3万9千人で、前年同月比で5千人(11・4%)減り、6カ月連続で減少した。

 沖縄労働局が同日発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は0・47倍で前月より0・01ポイント増加した。今後も0・4倍台の水準で推移する見通し。
 新規求人数は、1963年の統計開始以来の過去最高を記録した2月の7539人に次ぐ7211人。製造業や宿泊・飲食サービス業などで増加している。
 新規求職申込件数は、8496件と前年同月から14・3%減り、18カ月連続の減少となった。【琉球新報電子版】