オスプレイ、2日連続伊江島で訓練


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垂直離着陸輸送機MV22オスプレイからパラシュートで降下する兵士=2日正午、伊江島

  伊江島補助飛行場で2日午前、米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイによるパラシュート降下訓練が実施された。訓練は2日連続で、1日には同訓練に参加した米陸軍トリイステーション所属の兵士が敷地外の民間地に落下したばかり。2日午後に島袋秀幸伊江村長が沖縄防衛局に抗議する予定だが、再発防止策が示されないままの訓練強行に、抗議の声が高まりそうだ。

 目撃者によると、2日午前10時30分ごろ、オスプレイ1機が同飛行場で訓練を実施した後、午後1時現在、断続的に訓練を続けている。米陸軍トリイステーションではオスプレイ1機が着陸し、兵士ら約10人が乗り込む様子も確認されており、同施設から訓練に向かったとみられる。地元への訓練の事前通告はなかった。
【琉球新報電子版】