泡盛カクテルジュースにも ハイビスカスハーブエキス好調


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宮古島産ハイビスカスを100%使用したハーブエキス

 宮古島産ハイビスカスを100%使用したハーブエキスが順調に売り上げを伸ばしている。生花を枯れない花に加工するプリザーブドフラワー販売を手掛けるグランディール(那覇市、田島理恵子社長)が昨年5月の発売以来、1年足らずで約1万本を出荷。

同社の売上高の6割を占める主力商品に成長している。10倍に希釈してジュースとして味わうことができるほか、泡盛やビールと組み合わせたカクテルレシピも開発されている。
 120ミリリットル1050円(税込み)で、県内のホテルや結婚式場、レストランなど約100店舗で取り扱う。ホテルの売上高が好調で、土産品としての評価も高いという。プリザーブドフラワー以外の商品開発は初めての試みだったが、田島社長は「今までにない商品を作ることができた」と話す。
 オリジナルカクテルレシピは、日本ホテルバーメンズ協会沖縄支部の大城学顧問が考案。田島社長は「100%沖縄産の商品を手掛けることで、県内外の多くの人に沖縄の魅力を知ってもらえたらうれしい。沖縄を訪れる人にとって思い出の商品にしていきたい」とPRする。
 今後はスパークリング泡盛を夏までに販売する予定で、新商品開発に力を入れ、ブランド力を磨いていく考えだ。問い合わせは同社(電話)098(869)1175。

英文へ→Herbal extract from hibiscus produced in Miyako gains popularity