大浦湾の生物に親しんで 西原さん 手刷りでグッズ


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社
大浦湾の生き物を描いたグッズを制作、販売する西原千尋さん=1日、名護市のわんさか大浦パーク

 【名護】名護市の大浦湾に生息する生き物に親しんでもらおうと、大浦湾を中心に活動するダイビングチーム「すなっくスナフキン」の西原千尋さん(36)=同市=が、湾内で生息する海の生き物をデザインに丹精込めて手刷りしたグッズを作り、4月末からわんさか大浦パークで販売している。西原さんは「海に潜らない人にも身近な生き物に興味を持ってもらいたい」と願いを込めた。

 グッズには大浦湾に生息するメジロダコやゾウリエビ、カシパンウニなどが絶妙なコントラストで描かれている。
 印刷関係の仕事をしていた西原さんだが、今回初めて海の生き物を手描きでデザイン化し、手刷りの手拭いとバンダナ、エコバッグ(630~1200円)を作った。今後はTシャツなど品ぞろえを増やす予定という。
 西原さんは「写真と違ってイラストもいい。売り上げは材料費くらいにしかならないけど、大浦湾の生き物を多くの人に知ってほしい」と笑顔で語った。