常夏四季楽しむ 13家族笑顔 渡嘉敷交流の家


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家族や仲間と一緒にドラゴンボート漕ぎを楽しむ参加者ら=4月28日、渡嘉敷村渡嘉志久ビーチ

 【渡嘉敷】ゴールデンウイーク企画「常夏四季(トカシキ)エンジョイクラブ」(国立沖縄青少年交流の家主催)が4月27日~29日(2泊3日)の日程で、渡嘉敷村で開かれた。家族や仲間と触れ合いながら、渡嘉敷島の海・山を観察し、自然の雄大さや良さについて考える機会とすることが目的。県内の13家族、43人が参加、島の自然などを満喫した。

 一行は渡嘉志久ビーチで、ドラゴンボート漕ぎ、シーカヤック、海水浴などのマリン活動や、家族らで野外炊飯を楽しんだ。交流の家の職員が指導した。夜は標高226メートルの展望台から星空観察を行い、夜空の神秘さを堪能した。
 最終日は大谷林道を散策、島の動植物について学んだほか、お土産用にと、ビーチで貝殻などを拾い集めて写真立てクラフト作りを行った。また、島の自然を大事にしようと、全員で浜辺や海岸などを清掃した。
 杉山一美さん(46)=浦添市=は「休む間がないくらい多彩な企画があり、とても楽しくてエンジョイできました」と笑顔を見せた。
 国頭知真さん(9)=那覇市=は「ビーチでウミガメ、林道ではシリケンイモリ、リュウキュウアオヘビなども見た。お父さんと一緒で、とても楽しかった」と満足げに話した。(米田英明通信員)