夏の満開が楽しみ 南風原小3年がヒマワリの種まき


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あいにくの雨の中、畑の外から種まきする児童ら=1日、南風原町宮平の新垣眞助さん所有の畑(町教育委員会提供)

 【南風原】南風原小学校の3年生118人が1日、総合学習の一環で同町宮平の土地改良区にある新垣眞助さん(72)所有の1980平方メートルの畑に、約2万5千本分のヒマワリの種まきをした。

 新垣さんは3年前からカボチャ畑の緑肥としてヒマワリを栽培。昨年7月末には約1万5千本のヒマワリが満開になり、町内外から見学者が訪れるなど夏の憩いのスポットにもなっている。
 ことしは景観をよくしていく取り組みとして種代などを町が補助し、町農業青年クラブも協力し、種まきが行われた。この日は雨が降ったため、畑の外からの種まきとなった。
 新垣さんは「雨が降ったが、ヒマワリにとっては発芽が早くなり、いい日だ。皆さんも通りすがりに成長を観察して、咲くのを楽しみにしてください」と呼び掛けた。
 種まきに参加した徐勇気君(8)は「楽しかった。ヒマワリが咲くのが楽しみ。ヒマワリ畑の名前も考えたい」と笑顔を見せた。
 新垣さんによると、ヒマワリは順調に育てば6月下旬から7月上旬にも見頃を迎えるという。