予測して迫力写真を 天久小学校で出前記者講座


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記者の話を聞いた後、思い思いに新聞をめくる天久小4年の児童たち=7日、那覇市の天久小学校

 記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が7日、那覇市立天久小学校(廣幸和校長、全校児童数641人)で開かれ、4年生98人が紙面の仕組みや記者の仕事について学んだ。

 琉球新報NIE推進室の座波幸代、当銘祥子の両記者が記者の「七つ道具」を紹介し、見出しや写真、記事のレイアウトなど、情報を分かりやすく伝える工夫について説明した。
 児童は迫力のあるスポーツ写真の撮り方を質問。琉球新報写真映像部の金良孝矢記者は「試合の流れを予測しながら、多く撮ることが大切だ」とアドバイスした。
 記事を書く体験の時間では、週末の出来事を取材し合い、記事を書いた。伊是名島で遊んだという屋良真緒さん(9)と、映画館へ行ったという冨坂真那さん(9)が「いつ」「どこで」「誰が」「なぜ」「どのように」「何をした」を表す5W1Hに沿って書き上げた記事をみんなの前で発表した。