お年寄り宅を訪問 豊見城市長ら一日民生委


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お互いの趣味の話で談笑し合う宜保晴毅市長(右端)と豊見山玄徳さん(右から2人目)、妻の宜さんら=8日、豊見城市宜保

 【豊見城】12~18日までの「民生委員児童委員の活動強化週間」を前に、豊見城市民生委員児童委員連合会(呉屋影正会長)が8日、宜保晴毅市長らを一日民生委員に委嘱、市内に住む高齢者宅を訪問した。

 この日、一日民生委員に任命されたのは、宜保市長、座安清一市社協会長、運天齋福祉部長の3人。それぞれが市内在住の83~96歳までの3人を訪ねた。宜保市長は市宜保に住む豊見山玄徳さん(83)を同地区担当の民生委員と共に訪問。10年前に脳梗塞を患い、現在も週3回リハビリに励んでいる豊見山さん。宜保市長の訪問に感激し、涙を流す場面もあった。
 豊見山さんの趣味の囲碁の話や宜保市長の趣味のウオーキング話などで和やかな時間を過ごした。
 宜保市長が「これからも元気に過ごしてください」と声を掛けると豊見山さんも「若さで(市長を)頑張ってください」とお互いにエールを送っていた。