取材メモのこつ紹介 名護小児童ら豆記者に挑戦


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記者がインタビューする様子に見入る児童ら=10日、名護小学校

 記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が10日、名護市立名護小学校(仲村一史校長、児童数773人)で開かれ、5、6年生260人が新聞紙面の構成や記者の仕事について学んだ。午前と午後の2回に分けて行われた。

 座波幸代記者が、一目で記事の内容を伝える「見出し」や「写真」、大事なことが先に書かれている新聞の特徴を説明した。
 当銘祥子記者はカメラなど記者の「七つ道具」を紹介した後、「間違ったことを書かないために、メモを取ることが大切だ」と取材の心得を紹介した。
 講座では、記者が教師にインタビューを実施。週末の出来事をすぐ記事にして見せると、児童らは驚きの声を上げた。文章を通して相手に物事を伝える“豆記者”に挑戦した児童らは「いつ」「どこで」「誰が」「何をした」などの「5W1H」に沿って質問し、記事を完成させた。
 6年の金城英大君(11)は「ニュースの大きさで配置場所が決まっていると初めて知った」と話した。