台湾漁船を拿捕 日台漁業協定発効後初めて 先島諸島南側


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 沖縄総合事務局は14日、日台漁業協定における合意水域外の先島諸島南側水域で、台湾はえ縄漁船「チォンチャンファ2ハオ」(48・25トン、6人乗船)の漁業を確認し、船長(51)を漁業主権法違反(無許可操業)の疑いで現行犯逮捕したと発表した。10日の同協定発効後、台湾漁船の拿捕(だほ)は初めて。容疑は14日午前1時3分、波照間島の東約121キロの日本の排他的経済水域で、無許可で操業した疑い。同事務局によると、船長は容疑を認めているという。
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