【中国時報】外国人の子女8万人台突破 小中校在籍児童・生徒


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 教育部(文科省)が先ごろ発表した最新の統計報告によると、本年度小中学校に在籍している外国人の子女が、8万人の大台に乗っていることが分かった。前年度比では33%の増加で、このペースでいけば、3年後には12万人を突破するとみている。
 現在小中学校に在籍している外国人を片親に持つ児童・生徒の総数は、8万166人。そのうち中学生は9369人で、小学生が7万人余りだった。前年比では、小中学校合わせて2万人増で、そのうち小学生の増加分が1万7000人を占めた。
 親の出身地では中国大陸が最も多く、35・9%。次いでインドネシア、ベトナムが多かった。
 居住地では、台北県が最も多く、小中学生合わせて1万2000人余りと約6割が台北県に居住している。次いで台北市、桃園県の順で、北部の都市部に集中していることが分かった。