「ポルシェ」が最高賞　全国菓子大博覧会で評価

　【読谷】お菓子のポルシェ（読谷村、澤岻カズ子社長）の「プリンセスムーン　マンゴー＆シークヮーサーセット」が、広島市で開催された第２６回「全国菓子大博覧会」の最高賞に当たる名誉総裁賞（技術部門）を受賞した。

　「プリンセスムーン」は２０１１年６月の発売。味やパッケージ、知名度の総合審査で高い評価を得た。同社の「紅いも生タルト」は観光庁長官賞、「紅いもロール」は農林水産省食料産業局長賞を受賞した。
　期間中、会場に設けられた販売コーナーで同社の主力商品「紅いもタルト」の売り上げが２位（２７００万円）となった。澤岻社長は「観光地沖縄の知名度の高まりに伴い、沖縄の菓子の知名度も高まっている」と語った。
　全国菓子大博覧会は４月１９日～５月１２日に開催され８０万人が来場。同社は姫路市で開かれた０８年大会でも「紅いもタルト」で名誉総裁賞（文化部門）を受賞した。

英文へ→Sweet Bakery Porsche wins top award in All Japan Great Pastry Fair 2013