カキ養殖・宮城氏顕彰碑再建 次女、岸朝子さん感謝


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村職員に向けてお礼を述べる岸朝子さん(右から2人目)=17日、大宜味村役場

 【大宜味】大宜味村根路銘出身で「カキ養殖の父」と呼ばれる宮城新昌氏の次女で、食生活ジャーナリストの岸朝子さん(90)らが17日、同村役場に島袋義久村長らを訪れ、新昌氏の顕彰碑再建の活動に感謝の意を伝えた。

 岸さんは、役場内の放送マイクを使い、村職員に向けてもお礼のあいさつをした。
 大宜味村などでつくる顕彰碑再建実行委員会は、宮城県石巻市にあり、震災で壊れた顕彰碑の再建に取り組んでいる。
 山城清臣副村長が、現段階で顕彰碑再建に必要な寄付金が集まっていることを報告。島袋村長は「新昌氏は村民の大きな財産で誇り。復興支援の一つとして再建に取り組んだ」と話した。
 岸さんは時折涙ぐみながら「ありがとうございます」と、何度もお礼を述べた。