沖縄市 残土、北谷町へ譲渡 ドラム缶発見工事現場


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 【沖縄】沖縄市教育委員会は21日、ベトナム戦時の枯れ葉剤製造最大手企業の社名が記載されたドラム缶が沖縄市サッカー場建設現場の地中から発見された問題について、工事残土の一部を北谷町の土地造成事業で活用するため譲渡したことを明らかにした。

同日、沖縄市議会内で開かれた基地に関する調査特別委員会で説明した。同造成地からサンプルを採取し、土壌調査を実施する考えを示した。
 残土は、今月初旬までに採取した深さ30センチ程度の表面土など約1~2千トン程度とみられる。ドラム缶が発見された13日以降の残土は、現場内で保管している。