「えんどうの花」合唱 宮良長包音楽祭、生誕130年祝う


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公演の締めくくりに来場者と声を合わせて「えんどうの花」を歌う総勢約400人の出演者ら=22日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター

 宮良長包生誕130年記念音楽祭(同実行委員会主催)が22日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。声楽家や少年少女合唱団、沖縄交響楽団など世代を超えた総勢約400人の出演者が「えんどうの花」や「なんた浜」など“長包メロディー”を歌った。

 「嵐の歌/嵐の曲」などは、同公演のために結成された約160人の宮良長包生誕記念合唱団が出演。オーケストラや三線、箏奏者らと213人で演奏した。
 久茂地小学校の子どもたちは長包が作曲した同校の校歌などを歌い、長包の出身地・石垣市からは、いしがき少年少女合唱団も参加した。
 最後は出演者全員が登壇し、来場者と共に「えんどうの花」を歌って締めくくった。