下地寛氏専務に就任 那覇空港ビルディング


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下地 寛氏

 那覇空港ビルディング(花城順孝社長)は25日、株主総会を那覇市のロワジールホテル&スパタワー那覇で開き、2013年3月期決算を報告、専務に前県企画部参事監の下地寛氏(57)、非常勤会長に前県信用保証協会専務理事の上原昭氏(63)を充てる役員人事などを承認した。

 非常勤取締役に日本トランスオーシャン航空取締役の篠原龍二氏(49)、非常勤監査役に沖縄振興開発金融公庫融資第一部長の宮城健三氏(56)が、それぞれ新たに就任した。花城社長(65)らは再任。
 13年3月期売上高は前期比3・9%増の94億6203万円。東日本大震災による旅行自粛の反動増もあり、観光客の増に伴って売り上げが増えた。
 前年の従業員用立体駐車場建設であった不動産取得税がなくなったことから経常利益は38・7%増の15億5547万円、純利益は37・6%増の9億3278万円だった。
 乗降客数は9・8%増の1542万9千人。
 国内線は格安航空会社(LCC)の誘客効果もあり9・4%増の1482万7千人。国際線は、中国本土便が運休・減便となったが、台湾や韓国路線で新規就航や増便となり、21・2%増の60万1千人。