コシ強く香り最高 そば打ち体験初開催


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そば粉をこねる参加者ら=23日、大宜味村江洲

 【大宜味】大宜味村蕎麦生産組合(平良幸太郎会長)は23日、同村江洲で大宜味村産そば粉を使用したそば打ち体験を行い、南部の白山歯科クリニックの職員ら11人が参加した。組合主催によるそば打ち体験は初めて。6次産業化に向けた取り組みとして実施した。

 参加者はソバ畑や工場の見学をした後、そば打ちを体験。平良農園特製のテコを応用したコネ機を使用しての麺作りを行った。参加した赤嶺雅和さんは「香り、コシの強さは最高。特に自分で打ったのは甘みもあった。地元の農作物のお土産も頂き満足した」と喜んだ。
 村農業委員会の宮城久美子事務局長は「農家が経営基盤を整えるためには6次産業化が必要。今後も取り組んでいきたい」と話した。
 生産組合では、そば打ち体験を10人以上から受け付ける。問い合わせは村農業委員会(電話)0980(44)3477。