中国の太陽光業者 宜野湾に日本支社


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シーサンのツァイシェン社長(右)とアトムホームの高良憲雄営業部係長=26日、琉球新報社

 太陽光パネルの製造・販売を手掛ける中国のシーサン(ツァイシェン社長)は、宜野湾市に同社の日本支社を設立する。日本国内への展開は初めて。7月中の設立を目指す。

 ツァイ社長と、県内代理店として太陽光パネルを取り扱うアトムホーム(宜野湾市、宮平るみ子社長)の高良憲雄営業部係長らが26日、琉球新報社を訪れ報告した。
 シーサン社は米国、豪州、ミャンマーに支社を設けており、沖縄への拠点設置は中国本社を合わせると5カ国目。ツァイ社長は日本支社を沖縄に置いた理由を「長年アトムホームと築いてきた関係があった。全く違う気候の沖縄で、地元の皆さんの要望を聞いていい商品を提供したい」と話した。日本支社ではパネルの製造はせず、当面は太陽光パネル部品の保管倉庫やインフォメーション事務所として機能する予定。