警官が通学路パトロール 県内全校 登下校時


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 県警は1日、制服を着た警察官が県内全ての幼稚園、小中学校の登下校時に通学路をパトロールする「学校ゆいまーる活動」を実施した。その後、教職員と情報を提供し合い、意見を交わした。

 この活動は、地域の交番や駐在所の警察官が通学路などをパトロールすることで、犯罪を抑止したり地域住民に安心してもらったりするのが狙い。警察官は2週間に1回をめどに地域の全ての幼稚園・小中学校を回り、教職員と情報や意見を交換し合う。
 那覇市首里石嶺町の城北小学校(當山しのぶ校長)では、首里交番所長の泉本啓成警部補(35)が午前7時半ごろから、学校前で、登校中の児童への声掛けや横断歩道での交通整理などを実施した。
 その後、泉本警部補との意見交換で當山校長は「不審者対策の訓練はしているが、今後は、警察とも連携していきたい」と話した。