「ジゼル」全幕上演へ N・Sバレエアカデミー


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「ジゼル」などの稽古を重ねるN・Sバレエアカデミーのメンバーら=6月30日、浦添市てだこホール練習室

 N・Sバレエアカデミー(長崎佐世代表)の40周年記念公演「バレエへの誘(いざな)い」が7日午後3時から、宜野湾市の沖縄コンベンションセンター劇場棟である。

第1部は子どもたちが中心となり「ドン・キホーテ」(デヴェルティスマンほか4演目)を、第2部は客演を交えて「ジゼル」全幕を上演する。
 「ジゼル」出演は長崎真湖(ジゼル)、Kバレエ団ファーストソリストのビャンバ・バットボルト(アルブレヒト)、フリーダンサーのバットムンフ・チンゾリク(ヒラリオン)ら。総合芸術演出は長崎佐世。
 パリ・オペラ座出身で琉球新報国際バレエコンクール審査員も務めるジェームス・アーマーも、クールラント公爵役で出演する。6月に沖縄入りし指導を重ねるアーマーは「素晴らしいソリストに加え、生徒たちも長い時間をかけて頑張っている。長崎先生の教えで踊りだけでなく気持ち、内面も成長している。いい公演になると思う」と語った。入場料は指定席3500円、自由席2500円(当日各500円増し)。問い合わせはN・Sバレエアカデミー新都心校(電話)098(941)0360。