システム開発のインタラクティブラボラトリー沖縄(うるま市、嘉数岩夫社長)は、写真画像に別の情報を付け加え、画像への認識度を高める技術(AR)を活用し、スマートフォン(多機能携帯電話、スマホ)対応の結婚式向け映像配信サービスを近く始める。
関連会社のインタラクティブラボラトリー(東京)がインターネット経由で情報を処理するクラウド・コンピューティング技術を使いAR映像配信サービスを他社と共同開発。第1弾として結婚式向けの商品を手掛け、インタラクティブラボラトリー沖縄が県内展開を担う。
今回のサービスは専用アプリを立ち上げ、各結婚式を識別するための印となる招待状などの認識カードを端末のカメラでかざすと、関連の映像が閲覧できる仕組み。配信する映像は識別する印に合わせ登録。式の様子や招待客の映像などが楽しめるという。
両社は「今後は映像配信だけでなく、3Dのキャラクターや建造物、情報提示を同時に扱うシステムとして早期に拡張を図りたい」と説明。結婚式向けサービスは結婚式場などを通じて提供を本格化させる。