経済

那覇―北京便が再開 「尖閣」以来、9ヵ月ぶり

約9カ月ぶりに那覇―北京便を再開した中国国際航空で来県した中国人観光客ら=3日、那覇空港国際線ターミナル

 尖閣諸島をめぐる日中関係の悪化で、那覇―北京便を2012年10月10日から運休していた中国国際航空は3日、同路線を再開した。午後7時に北京から136人が那覇空港に到着し、同機材で59人が北京へ出発した。

 那覇空港到着ロビーでは、沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)などが主催し歓迎式が行われた。初めて沖縄を訪れた葛思文(かつしぶん)さん(24)は「友達の紹介で沖縄旅行を決めた。首里城などを観光し、米軍基地周辺もぜひ行ってみたい」と話した。
 OCVBは沖縄観光などをPRするため、テレビ局の中国中央電視台(CCTV)や新聞社の新京報などメディア関係7社12人も招聘(しょうへい)。OCVBの平敷昭人専務理事は「同路線は北京と沖縄間の重要な懸け橋であり、今後の交流の活性化を期待する」と述べた。
 同路線は水曜日、土曜日の週2往復で運航する。中国国際航空沖縄支店の楊義(ようぎ)支店長は「夏の旅行需要を見込め、同路線が再開した。7~8月の予約率は約70%で好調に推移している」と話した。
 沖縄と中国を結ぶ路線については、海南航空の那覇―北京便は昨年9月から運休したまま。那覇―上海便は中国東方航空は就航しているが、昨年9月に新規就航予定だった吉祥航空は延期している。
英文へ→Naha-Beijing route restarts nine months after Senkakus dispute