心一つに 全員全力 久米島中、最後の運動会


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勇壮なエイサー太鼓を披露する久米島小学校高学年児童と久米島中生徒ら=6月30日、久米島小中学校運動場

 【久米島】来年4月開校の「球美(くみ)中学校」に統合される久米島中学校(奥間朝順校長)と仲里中学校(屋良朝男校長)のうち、久米島中学校は6月30日、久米島幼・小学校と合同で大運動会を小学校運動場で開いた。

 「みんなが主役 かがやく笑顔No.1」「走れゴールへ! 最高の絆見せてやれ!!」をスローガンに、小学校高学年と中学生による勇壮なエイサーや、児童と保護者らによる校歌ダンスも披露され、会場から大きな拍手が送られた。参加者全員による綱引きや障害物競走、フォークダンス、婦人の踊りなど多彩な種目が行われ、盛況のまま久米島中としては最後の大運動会の幕を閉じた。
 閉会式で奥間校長は「児童生徒や地域の皆さんの思いがひとつになりいい運動会だった。中学生は思いを受け取って、学校生活につなげてほしい」とあいさつした。
 同中生徒会長の安村愛莉さん(3年)は「中学校最後の運動会で、強い気持ちで参加した。残りの学校生活を協力して最後まで一生懸命頑張りたい」と話した。仲里中学校は7日に最後の運動会が行われる。
(中島徹也通信員)