「食べた人 幸せに」 マンゴー、パイン初荷式


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宮古島産マンゴーを頬張る保育園児ら=2日、宮古郵便局

 【宮古島】全国的に評価が高い宮古島産のマンゴーとパイナップルのゆうパック初荷式が2日、宮古郵便局(仲西正春局長)で開かれた。500ケースが全国の消費者の元へ送られた。同局によると2013年度の取扱数は、前年度比約5千ケース増の約2万5千ケースを見込んでいるという。

 生産者を代表し辺土名豊一さん(74)は「農家が1年間手塩にかけたマンゴーとパインが出荷される。ことしは天候に恵まれ、南国の太陽をいっぱいに浴びて育った。食べた人に幸せを届けたい」と期待を込めた。
 仲西局長は「宮古島のマンゴーは甘い香りと濃厚な味が全国から高い評価を受けている。酸味が少なく甘いパインも、特産品の一つとして販路拡大したい」と意気込んだ。
 みつば保育園の園児らによる元気なエイサーも式典に花を添えた。マンゴーとパインを試食した和田一鉄ちゃん(4)は「とても甘くておいしい。みんなに食べてもらいたい」と笑顔で語った。