【渡嘉敷】浦添中学の2年生3人が3、4、5の3日間、那覇―渡嘉敷間を結ぶ渡嘉敷村営定期船「フェリーとかしき」(499トン)に職場体験実習で乗船、“小さな船員″として活躍した。
体験したのは上原彰悟君(14)、城間健斗君(同)、仲地政斗君(13)の3人。乗船体験は同中では初となる。
3人は海の仕事に興味があり、同じ浦添に住む渡嘉敷中学出身の同フェリー機関長の小嶺源太さんに相談したところ、乗船体験を勧められたという。
フェリーでの仕事は主に荷物の積み込み、船内巡視、客の案内、チケット受け取りなど。船員によると、3人は指示を守りよく頑張ったという。
仲地くんは「海の仕事の厳しさ、楽しさを知ることができた。進路を考える有意義な体験だった」と話し、上原くんは「国立公園に指定される渡嘉敷島を見ることができたので、また、機会を見て島に来たい」と笑顔を見せた。(米田英明通信)