住みよさランキング、県内は豊見城1位 「成長力」で全国1位


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 東洋経済新報社(東京)がまとめた2013年全都市住みよさランキングで、沖縄県内の1位は豊見城で2位がうるま、3位が名護となった。前年から2位と3位が入れ替わった。人口など別の指標に基づく過去5年間の増減率の「成長力」ランキングでは、豊見城は全国1位。06、10、12年に続く4度目で、調査のなかった11年を除き、3期連続の1位となった。

 住みよさランキングの項目別で、病床数や介護施設定員数で測る「安心度」は、全国で名護が9位に入った。豊見城は11位、糸満は16位だった。
 調査は全国789市と東京区部を対象に実施。公的統計を基に「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」「住居水準充実度」の項目で14の指標について点数化し、平均を総合評価とした。
 成長力ランキングは、人口や事業所数など11指標について過去5年間の増減率を基に都市の「伸び」を指数化。県内は豊見城のほか、上位20位以内に宜野湾(5位)、うるま(7位)、浦添(11位)、糸満(15位)が入った。
 住みよさランキング総合評価の全国トップ3は印西(千葉)、野々市(石川)、守谷(茨城)。全国50位内に沖縄の自治体はランクインしていないが、「九州・沖縄」で豊見城は15位に入った。豊見城市の宜保晴毅市長は「住みよさランキング全国一の評価をいただけるよう市民、職員一丸で街づくりに取り組んでいきたい」と語った。
英文へ→Tomigusuku ranks as Okinawa’s most livable city