手もみで香りよく 稲田小3年生が茶摘み体験


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摘んだ茶葉を手もみする児童ら=5日、名護市呉我

 【名護】名護市立稲田小学校3年生の児童11人が5日、同市呉我の茶畑で茶摘みを体験した。JAおきなわお茶生産部会の指導を受けた児童は「おいしくなーれ」と願いを込めながら、昔ながらの手作業でお茶作りを楽しんだ。

 体験は、児童が地元特産のお茶に親しんでもらうために毎年実施している。児童がこの日摘んだのは「めいろく」という品種で、味と発色が良いという。茶葉は手もみと釜でいる作業を繰り返して仕上げた。
 お茶作りを手伝った崎浜秀文さん(62)は「手のひらで、優しくもみ込んだらおいしくなるよ」とこつを伝授した。
 一生懸命お茶をもんだ松川大斗君(8)は「最初はベタベタしてたけど、パリパリになってきた」と笑顔。竹内雪月さん(8)は「もむのはちょっと疲れたけど、だんだん匂いが変わってきた」と喜んだ。
英文へ→Pupils pick tea in Nago