事故、飲酒運転根絶を 「夏の交通安全運動」開始


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交通事故で亡くなった人たちへ黙とうをささげる出発式の参加者ら=10日、県庁1階の県民ホール

 夏の交通安全県民運動出発式が10日、那覇市の県庁1階・県民ホールであった。県や県警、県交通安全協会連合会の会員ら約100人が参加し、夏に増加する二輪車の事故や飲酒運転根絶を呼び掛けた。

県民運動は10日から19日まで。県警は二輪事故、子どもや高齢者の事故防止と飲酒運転根絶を重点課題に、街頭活動や取り締まりを強化する。
 出発式では、砂川道男県警交通部長らがあいさつ。砂川部長は「沖縄は二輪車を運転する若者の死亡事故が多いのが特徴。飲酒運転がらみの人身事故は全国ワーストだが、みんなの協力を一歩ずつ積み上げれば脱却できる。警察も事故を減らせるよう、努力したい」とあいさつした。
 その後、豊見城高校ダンス部が軽快なダンスを披露し、美里工業高校2年の照屋寛之君(16)が交通安全宣言を読み上げた。